【SAVER0029】知らなきゃヤバイ?!キュービクル更新は大丈夫?

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【省エネサポーター・20172Vol.29
『社会に快適な環境を提供し、地球のより良い環境を守る』情報をお届けします。
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お客様各位


いつもセーバー技研をご愛顧頂き誠にありがとうございます。
つい先日年始のご挨拶をさせていただいた気がするのですが、
早いもので今年も立春を迎え、日々、日が長くなるのを実感するこの頃です。

さて、今回は皆様ご存じ、キュービクルについてお話しさせていただきたいと思います!
今更キュービクル…?そう思ったあなたにこそ読んでいただきたい、
知らなきゃヤバイ落とし穴をニュースレーター読者様限定でこっそりお伝えいたします!

キュービクルとは、発電所から変電所を通して送られてくる6,600ボルトの電気を
お客様の施設で使用できる100ボルトや200ボルトに変圧する受電設備を収めた金属製の箱のことで、
高圧受電の需要家の場合、必ずキュービクルが必要となります。
多くの電気を必要とする工場、オフィスビル、病院、商業施設などに設置されている小さな変電所と言い換えてもいいかもしれません。
ちなみにこの「キュービクル」、もともとは「Cube(立方体)」を語源に派生した言葉で、「小屋」や「箱」を意味するそうです。

キュービクルに求められる条件は何といっても、
電気事業法で定められている保安点検が実施されており、
電気的な事故が起こらないよう設備の更新が適切に行われていることです。

保安点検義務を怠ると、法的罰則ほか、近隣に与える電気的な事故の要因となった場合、
最悪の場合営業停止も考えられます。
電気的な事故とは保安が不完全なことに起因する、設備の経年劣化等による地絡事故のことを指し、
過電流が電力会社配電線に影響し、付近一帯の需要家に異常停電が起こるというものです。
電力会社が停電の原因追及を行い、その原因が需要家にあると判断された場合、
問題が解決するまで経済産業省主導による需要家への送電停止も考えられます。
キュービクルの大幅な見直しが迫られれば設備更新に早くとも1ヶ月以上を要し、その間工場は操業停止状態となります。

怖いですね。
このような状況にならないためにも、お使いのキュービクルの設備更新状況は大丈夫か、
今一度ご確認されてみてはいかがでしょうか?
平成27年度の例で見るとキュービクル内のトランス更新に
「中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業費補助金(革命投資)」を活用することが可能でした。

ここだけの話、関係筋の情報によりますと当該補助金、来期も出る可能性が高いのでは…!?
とまことしやかに噂されております。
是非ご相談ください!

参考:https://e-f.jp/denki8/cube.html(キュービクル受変電設備の基礎知識)

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